折りたたむ
最後に溶接で回り止めしてカムシャフト側の修正は完了。
カムシャフトを交換する際の手順には一応下記の通り
・ジャッキアップして助手席側リアタイヤを外す
・1番シリンダの死点を出す(タイベルをあまり動かしたくない為)
・助手席側エンジンマウントを外す
・助手席側のエンジンマウントステーを外す(難所というよりめんどう)
・ヘッドカバー上付近にある配線(O2センサ・シリンダ判別センサ・メインハーネス)を外す(後で邪魔になる)
・ブローバイホースを外す
・デスビとプラグコードを外す
・デスビとヘッドを固定している部品を外す
・水温センサーのコネクタを外す
・ヘッドカバーを外す
・タイベルテンショナーを緩める
・タイベルプーリを外す(一緒にベルトも外れるので位置関係をマークしておく)
・ロッカーアームを外す
→カムシャフトが外れる※この時カムシャフトの位置を覚えておく
・カムシャフトを取り付ける
・ロッカーアームを取り付ける
・タイベルプーリを取り付ける
・タイベルを取り付ける(慎重に・整備書等を参考にフライホイルとタイベルプーリの位置関係を確認する)
・タイベルの張り調整を行う
あとは逆の手順で組んでいく
・1番シリンダの死点を出す
・デスビを取り付ける
あとは逆の手順で組んでいき、ヘッドカバー取り付け前に
・バルブクリアランスを確認する
あとは逆の手順で組んでいき組付けは完了。
ネジの閉め忘れ・配線類の確認・道具の置忘れ等を再度確認する
正常に組めれば普通にエンジンがかかる。まだ点火時期等が狂っている状態なのでアイドルのまま暖気する
異音等をこの時に確認して、異常な感じなら再点検する
タイミングライトを用意して
・点火時期調整を行う
と・・・こんな感じの作業で、大体7時間程かかった(助手を呼ぶべきだった)
作業が遅い一番の原因は歳取って物忘れが酷くなった事。道具を適当に置いてしまい道具の場所がわからなくなる
事が多々あり、道具探している時間でだいぶロスが発生したと思われる
(道具置き場を決めて置いたが、それでも探し物時間があった)
エンジンは1発始動したし、修正カムシャフトが一番の不安だったがとりあえずクリアとなる。
交換してみて、若干異音を感じるが交換前よりはかなり改善されているが
とりあえず、しばらく様子を見てみる